2024年2月に、シリーズAで12億円の大型資金調達を実施したFacilo(ファシロ:東京都港区)。不動産仲介の営業接客支援サービス「Facilo」のリリースから1年が経ち、サービスの変化や将来の展望について、Facilo代表の市川が語りました。
Fasilo代表市川/撮影=リビンマガジンBiz取材班
──前回の取材から1年経ち、「Facilo」のリリースからも1年が経過しました。この1年でサービスはどのように変化があったのでしょうか。
この1年間、プロダクトのUI改善や機能追加を、ほぼ毎日のペースで行っています。大きなところでは、提案物件の学区が一目で分かる機能や顧客が物件ごとにメモや写真を記録できる機能を追加しました。
現在、「Facilo」は600店舗を超える不動産会社に導入いただいており、大手企業にも多数ご利用いただいています。導入企業数の内訳でいうと、大手企業は店舗数ベースでは多いものの、社数ベースでは中小の不動産会社の方が多く、幅広い層にご活用いただいている状況です。