事業の成長と組織開発はトレードオフじゃない。スタートアップのダイバーシティ推進戦略

ダイバーシティ推進において先進的な取り組みを行なっている企業3社を集めた講演会「STARTUP DIVERSITY GATHERING」が開催され、Facilo取締役COOの浅岡が登壇しました。

フォースタートアップスが開催した講演会「STARTUP DIVERSITY GATHERING」会場の様子。 撮影/MASHING UP

-MASHING UPより引用-

革新的なプロダクトやサービスで世の中を変えていくスタートアップ。社会貢献性の高い企業が増えつつあるが、組織のダイバーシティ推進については遅れをとっている企業が多いのが現状だ。

成長産業支援事業を展開するフォースタートアップスが運営する「Startup Lights」が、2021年9月〜10月、スタートアップ企業100社を対象に、ジェンダーギャップアンケートを実施。同アンケートによると、62社の回答のうち女性管理職比率30%以上の会社はわずか4社。

こうしたスタートアップの課題解決を目指し同社は、2024年1月、ダイバーシティ推進において先進的な取り組みを行なっている企業3社を集めた講演会「STARTUP DIVERSITY GATHERING」を開催した。

登壇したのは、STORES 取締役/VP of People Experience 佐俣奈緒子さん、Unifa(ユニファ)取締役CFO 星直人さん、そしてFacilo 取締役COO 浅岡純子さん。

ダイバーシティ推進への積極的な取り組みが企業に問われる今、スタートアップにとって「事業の成長に重きを置くか/組織投資に重きを置くか」という二極化する課題を突破することが、ますます重要になってくる。本稿では、多様性を生かし本質的な事業価値へとつなげるヒントに迫る。

*「Startup Lights」
スタートアップ企業を基点として、社会課題を解決していくためのプロジェクト。社会課題の中でも特に組織課題(ジェンダーギャップ/ダイバーシティ/人事・評価制度など)にフォーカスしている。

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