「いつか住宅の購入を」と考えていた、齋藤様ご夫婦。同僚の勧めにより野村不動産ソリューションズ様の運営する不動産情報サイト「ノムコム」から物件の問い合わせを行いました。担当の森屋様から送られてきたのは、物件情報がまとまったFacilo(ファシロ)のリンク。なんと、その後初めての内見で運命の物件に巡り合いました。短期間で購入に至った裏側には、どんなストーリーがあるのでしょうか。
Faciloを使って物件を購入した齋藤様、 野村不動産ソリューションズ森屋滉介様にお話を聞きました。まずは、購入者である齋藤様のお話から。
お話を伺った、齋藤様
──まず、家探しを始められたきっかけについて教えていただけますか?
もともと、夫と二人で長らく賃貸暮らしをしていました。学生時代は吉祥寺、就職を機に荻窪に移り、さらに転職のタイミングで現在の池尻大橋に住むようになりました。
住宅の購入を考えるようになったのは、現在の住まいで騒音トラブルなどが続いたことがきっかけです。管理会社が短期間で変わったり、落ち着いて暮らすのが難しくなるような騒音が続き、更新を機に家探しに本腰を入れることにしました。
私も夫も地方出身で、「家は所有するもの」という感覚があったのも大きいかもしれません。お互いの収入の見通しが立ってきたこともあり、家を探し始めました。
──ほかにも後押しになった要素はありましたか?
まず、年齢です。35年の住宅ローンを働いているうちに完済することを考えると、30歳になる前に購入したいと考えていました。また、同僚が家を購入したという話を聞いたのも大きな後押しになりました。
──どのような条件で物件を探していましたか?
予算は9000万円以下で、学生時代に住んでいてとても気に入っていた吉祥寺に出やすいエリアであること。落ち着いた暮らしができる立地であること。高いところが苦手なので低層マンションを中心に探していました。夫は「窓から自然が見えるところが良い」というこだわりがありました。
──今回の家探しで、Faciloを使っていただいたと聞いています。どのような経緯でFaciloに出会ったのでしょうか?
最初に、気になっていた物件に「ノムコム」から問い合わせを行いました。しかし、その物件は内見をする前にすでに売れてしまっていて。すると、その問い合わせに返信する形で担当の森屋さんが「条件に近い物件をまとめました」とFaciloのリンクを送ってくださったのです。先ほどの話に出てきた同僚が「Faciloがすごく便利だった」と話してくれていたこともあり、期待しながら開いたのを覚えています。
──実際にFaciloを使ってみて、いかがでしたか?
まず驚いたのが、マップです。地図上に物件情報が一覧で表示されていて、立地が直感的にわかるのがとてもありがたかったです。ハザードマップとも連動しているので、リスクの高い場所は最初から検討対象から外すことができました。また、「落ち着いた暮らしをしたい」と、線路沿いや大通り沿いなどの物件も除外したかったので、地図だとすごくわかりやすかったです。ネットの情報収集と組み合わせて、検討の段階でかなり物件を絞り込めました。
──他にも便利だと感じた機能はありますか?
物件ごとの坪単価表示です。「このエリアでこのスペックでこの価格は高めなのか、それとも相場通りなのか」がすぐにわかるので、物件を選びやすくなりました。また、提案していただいた物件がフォルダ分けされていたのも助かりました。吉祥寺を通る井の頭線、中央線は、それぞれカラーや長所が違いますよね。それぞれの沿線でフォルダ分けしてもらえたことで、より整理しやすくなりました。
担当者の森屋さんと物件検討のやりとりが始まると、Facilo上で添付資料をまとめて見られる機能に助けられました。「資料をアップしました!」と連絡をいただき、URLを開くだけですべての情報が一覧表示されているので、夫との情報共有がとてもスムーズで。LINEでFaciloのURLを送り合いながら「これ見た?」「この間取りどう思う?」などと検討を重ねました。
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──実際に内見に行かれたのは、どれくらいの件数だったのでしょうか?
内見は1件だけです。森屋さんからFaciloで紹介していただいた中で、とても気に入ったのが最初に内見で訪れた物件でした。私たちが求めていた条件はすべてクリアしている上、実際に足を運んでみると行き届いた設備と雰囲気に一目惚れしたのです。
森屋さんの心地よい案内にも助けられました。「早く決めないと売れてしまいますよ」といったプレッシャーをかけることなく、私たちのペースに合わせて、落ち着いて対応してくださって。売主さんともじっくり話すことができました。
──どんな点に惹かれたのでしょうか?
Faciloで希望条件に一致することは確認済みだったので、内見で感じたことが最後の後押しになりました。例えば、窓の外に広がる景色。大きな窓の向こうに、木々が生い茂った小さな林が見えていたのが夫の希望にぴったりでした。また、物件の説明では「駅から徒歩13分」とありましたが、実際に歩いてみると10分もかからないことがわかり、これも嬉しい加点ポイントに。
内見後、その足で吉祥寺まで歩いて、途中でカフェに入って夫と3時間ほど話し込んでいよいよ申し込みをすることにしました。この時に、吉祥寺が将来どんな町になって地価に影響があるか、道路計画の有無なども念入りに検討しました。
──今回の家探しを振り返って、どのように感じていますか?
実は、数年前にも住宅の購入を検討したことがありました。その時は「この予算だと、どんな家に住めるのかな」となかば好奇心まじりで物件を探していました。しかし、その時の不動産会社さんからは大量のPDFがメールで送られてきて......。「家探しって、こんなに大変なんだ」と心が折れてしまいました。家探しは本来楽しいことのはずなのに、それを面倒くささが上回っていたのです。
今回Faciloで家探しをしてみて、そのような煩わしさによってモチベーションが下がる瞬間が一度もないことに驚きました。写真を見たり、物件を比較したりすることが楽しいと感じられる設計になっていて、最後まで気持ちを切らさず、スピード感を持って購入に至ることができました。ソフトウェアエンジニアとして働いている夫は、FaciloのUXに感心した様子で「ここはどうなっているんだろう」と興味津々。二人とも楽しく家探しを終えることができました。
──もうすぐ物件の引き渡しがあり、お引っ越しを控えているとのこと。今どのようなお気持ちでいらっしゃいますか?
とても満足しています。この物件を素晴らしい状態で引き継いでくださった売主の方、必要な時にしっかりと伴走してくれた森屋さんのおかげだなと感謝の気持ちでいっぱいです。
そして、Faciloにも。正直、Faciloがなかったら、家探しを途中であきらめていたかもしれないと思います。今後また家を探すことになったとしても「Faciloが使えない不動産会社とはやり取りしたくないかも」と思ってしまうほどです。終の棲家には夫の地元に移り住むことを考えていて、その際の売却と購入にはまたFaciloを使いたいと思っています。
無事に住宅を購入して、落ち着ける場所が手に入ったという実感が少しずつ湧いてきました。ベランダでコーヒーを飲んだり、窓から太陽の差し込む部屋に置いたカウチソファで昼寝をしたり。本棚や衣装部屋を整えて、週末にそこでゆっくり過ごすのも楽しみです。この家で、やりたかったことを一つひとつ叶えていくつもりです。
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効率的な家探しで内見一件目で運命の物件に巡り合った齋藤様。その齋藤様が「時には寄り添い、時には背中を押してくれた」と感謝するのは野村不動産ソリューションズの森屋様です。ここからは、森屋様にお話を聞きます。
お話を伺った、野村不動産ソリューションズ 森屋様
──森屋様の自己紹介をお願いします。
野村不動産ソリューションズの森屋です。新卒で入社して以来5年間、ここ荻窪営業部で不動産仲介の営業をしております。
──営業をされる時に大切にしていることがあれば教えてください。
レスポンスの早さはお客様からよく褒めていただきます。お客様からのメールやご質問には、その日のうちに返すことを徹底しています。ベテランの先輩方も多い中、少しでもお客様のお役に立って差別化したいという気持ちから心がけるようになりました。
また、「準備がすべて」という先輩からの教えの通り、内見にはできるかぎりの準備をして臨みます。資料の用意はもちろん、お客様よりも早く物件に到着してさまざまなリサーチを行います。初めてご案内する物件も多く、特に大規模マンションのご案内時には迷わないようにするだけでなく、窓から見える特徴的な場所は名前や詳細情報を答えられるように念入りに調べておきます。
特に人気物件は、申し込みまでのスピードが勝負。お客様が即決できるだけの情報を揃えるようにしています。
──野村不動産ソリューションズ様では、さまざまなデジタル化に取り組んでいらっしゃるとか。5年間で変化を感じた点があれば教えてください。
ペーパーレス化が進んでいます。紙の資料はなるべくなくし、オンライン会議ツールも導入されています。東京以外の地域のお客様の契約では、電子契約をすることもありますよ。
──Faciloの導入は2023年ですので、森屋様は途中からFaciloを使い始めたことになりますね。
はい、僕が3年目から4年目に差し掛かる頃に、Faciloが導入されました。2024年のゴールデンウィークに研修があり、「新しいサービスが来た!」とワクワクしながら試したのを覚えています。一度使ってみると、その便利さに圧倒されました。今では荻窪営業部の中で最もFaciloを活用しているという自負があります。
──それ以前はFaciloなしで営業されていらっしゃいましたが、今考えてみると不便だったと思う点はありますか?
かなりありますね。当時は、お客様からお問い合わせがあったら、ご希望の条件に合わせて物件情報をダウンロードして、帯替えをして、パワーポイントに貼り付けてPDFにして……という作業があり、5、6件の物件情報を添付したメールを作るのに1時間くらいかかっていました。
また、大量の物件情報を複数のお客様にメールで送っているので、過去のやりとりも埋もれてしまって、自分でも「このお客様にどの物件を提案したんだっけ?」とわからなくなることがよくありました。それを調べるには、これまでに送ったメールを遡ってPDFをひとつひとつ確認する作業が必要です。他にも、地図を印刷して物件の場所を記入してからそれをスキャンしてPDFにするなど、時間のかかる作業がたくさんありました。
とにかく営業準備が大変なことと、1、2年目の時はまだ仕事に慣れていなかったことが相まって「もう営業に行きたくないな」と思ってしまったこともあるほどです。
──Faciloが導入されてから、営業活動にはどんな変化がありましたか?提案の効率など、具体的に変わった点があれば教えてください。
まず、提案にかかる時間が圧倒的に短くなりました。今では、先ほどお話したメールを作るのに長くても10分、早ければ5分くらいで完了します。以前は、1時間くらいかけていた作業がこの時間でできるようになりましたから、だいぶ楽になりましたね。お昼ご飯をゆっくり食べられるようになりました(笑)。
──以前は、紹介した物件をメールで遡って確認していたとお話されていましたが、そういった手間もなくなりましたか?
はい。Facilo上では、どのお客様にどの物件を提案したかが一覧で確認できて、すでに送ったものは色が変わるようになっています。同じ物件をまた紹介してしまう心配もなくなりました。
──その他にも便利に感じている機能はありますか?
ハザードマップや学区など、マップで確認できる情報をお客様ご自身がFaciloから確認できるのが便利だと感じています。このような地域情報をお話していた時間を活用して、詳細なご要望に耳を傾けたり、さらに掘り下げたお話をすることができるようになりました。
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──齋藤様の家探しについて教えてください。どのような形でやりとりが始まったのでしょうか?
弊社が運営するサイト「ノムコム」から最初にお問い合わせいただきやりとりが始まりました。お問い合わせのきっかけになった物件は内見を待たずに成約となってしまったため、Faciloを使っていくつか物件を提案しました。
その中からいくつか気になる物件をお気に入りにしていただいたり、私の経験や個人的な感覚を使って内見する物件をアドバイスさせていただいたりしました。やり取りを何度か重ねながら最終的に10件ほどの物件に絞っていただき、その中からご希望の物件を内見することになりました。
──その初めての内見をした物件で申し込みをしたと齋藤様から伺いました。営業のご担当者様として申し込みを決断しやすくするために、どのような工夫をしましたか?
齋藤様は、この物件をFaciloでお気に入りにしてくださった上で、メールでも「この物件は気になります」と教えてくださっていました。そのため、当日複数の内見予約が入っている中で内見の順番を売主様の印象に残りやすい最後にしたり、マンションの中の設備や周辺、導線を確認したりと事前準備を徹底しました。
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──普段の営業活動でのFaciloの活用術を教えてください。齋藤様への提案では、沿線ごとにフォルダ分けをされていたと伺いました。こういった工夫は普段からされているのですか?
沿線や価格帯でフォルダを分けることは普段から行っています。時には成約済みの物件を参考として入れておくこともありますよ。どのような条件の物件が売れているのかがわかると、判断がしやすくなるのです。また、ご希望条件から少し外れる物件も、フォルダを分けて提案することもあります。実際に物件を見るとまた違う印象を持たれることも少なくないからです。
──他に意識されていることはありますか?
とにかくスピード優先ですね。物件を購入されるお客様は、複数の不動産会社に問い合わせをしているものです。とにかく他社よりも早く、しっかりと情報を届けることを重視しています。気になる点を問い合わせいただいて、そこから始まるやり取りの中で物件の魅力をお伝えできれば十分だと思っています。
──Faciloの活用により、できるようになったことはありますか?
フォローできるお客様の数が明らかに増えました。以前はメールの準備に時間がかかっていた分、対応できる数が限られていたのですが、Faciloを使えば条件に合う新しい物件が出てきたら10分もかからずご案内をお送りすることができるので、より多くのお客様とやりとりすることができるようになりました。
また、Faciloはお客様にも好評をいただいています。マイページを利用されたお客様から「物件数や提案数が多くて助かる」「マイページが見やすい」といったお声をいただいています。マイページ上に契約後も契約書や書類などを残しておけるので、リフォームをする時にも間取り図をすぐに確認できて便利だった、というお声もありました。
──今回のインタビューで、森屋様にいかにFaciloを活用いただいているかが伝わってまいりました。今後Faciloを活用してやってみたいことや、ご自身の展望があれば教えてください。
今は買主様向けの機能を中心に使っていますが、売主様側の機能の拡充も楽しみにしています。売却査定のフォローから売却・購入までを一貫してFaciloでできるようになるだろうなと期待しています。私自身も、Faciloをさらに活用して「売りも買いもどちらも任せられる営業」を目指していきたいと思います。
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