写真左から、中村様、深澤様、熊木様
埼玉・西東京エリアを中心に地域に根ざして不動産売買の仲介を行う株式会社アークレスト様。不動産売買をはじめ、リフォームなどの不動産に関わるサービスを総合的に提供しています。アークレスト様では、不動産売却の営業事務作業や顧客管理、そして営業所全体の営業管理に課題を感じていました。
Faciloの売却クラウド(以下、Facilo)の導入により、どのような変化があったのでしょうか。ひばりヶ丘営業所所長の深澤達弥様、営業部の熊木舞様、秋津営業所の営業部主任の中村毅様にお話を聞きました。
● | 導入前の課題 |
〇 | 活用方法 |
● | 導入後の成果・効果 |
──本日はよろしくお願いします。ひばりヶ丘駅周辺は、緑が豊かでとても気持ちが良いところですね。まずは、御社について教えてください。
深澤様(以下、敬称略):株式会社アークレストは50名ほどが在籍する不動産会社です。埼玉と西東京の地域に根ざして不動産売買の仲介を行っています。不動産売買だけでなく、内装工事や、税理士の紹介など、不動産売買に関わるサービスも提供しているのが特長です。じっくりとお客様に向き合い、要望を汲み取って不動産売買のお手伝いをすることを心がけています。
──不動産売却を依頼するお客様はどのような方がいらっしゃいますか?
中村様(以下、敬称略):30、40代のお客様が多く、ファミリーでライフステージの変化による住み替えのために売却をされる方や、親御さんから相続した物件を売却したいなどさまざまなニーズでご依頼をいただきます。
熊木様(以下、敬称略):リピーターになってくださる方も多いんですよ。不動産購入の時に仲介をしたお客様に売却をご依頼いただいたり、お友達をご紹介いただくこともあります。
──みなさまについても教えてください。ご担当されている業務や、不動産営業のご経験についてもお伺いしたいです。
深澤:私はひばりヶ丘営業所の所長を務めています。もちろん、営業の現場に出ることもありますよ。不動産営業は2010年から15年ほど。それまでの職人の経験を活かしてお客様に総合的な提案をしています。
熊木:私は入社して3年目です。まだ経験が浅いので、わからないこともありますが、先輩方に助けられ楽しく仕事をしています。
中村:私は新卒で株式会社アークレストに入社して以来、13年間この仕事をしています。秋津営業所にて不動産購入、売却それぞれの営業を行っています。
お話を伺った、深澤様
──御社における、不動産売却の媒介フローについて教えてください。
深澤:不動産売却の媒介は、お客様からのお問い合わせやご依頼から始まります。査定サイトなどからのお問い合わせに、メールや電話、郵便で弊社よりご連絡いたします。その後、簡易な査定(机上査定)を経て現地に赴き、調査と最終的な査定(本査定)を行います。お客様に価格を決定いただき、媒介契約を締結し営業活動を行います。媒介契約は通常3ヶ月ごとに更新。売却が決まると購入希望者との契約を締結し、売却完了です。
──営業活動中はどのようなことを行うのですか?
中村:広告を出したり、看板を立てたりして物件の販売につながる活動を行います。また、どのような営業を行ったかや、内見者の数、その進捗状況などを営業活動報告書にまとめてお客様にお渡し、常に報告を行います。時には販売価格の見直しを提案することもあります。
熊木:駅前や物件の近くでチラシを配ることもありますよ。お預かりした物件がより多くの方の目に留まるよう、さまざまな施策を行います。
──Faciloの導入前について教えてください。どのような課題を感じていましたか?
熊木:私は、先ほどお話に出た報告書を作るのにとても時間がかかっていました。物件情報を掲載した不動産情報サイトで数字を確認し、エクセルでそれを打ち込むのにとても時間がかかります。さらに、活動の時系列を確認し、それを記載するのも大変です。私はまだ不慣れなのもあって、この作成に1枚あたり1時間ほどかかってしまいます。担当しているお客様は10名程度いらっしゃるので、2週間ごとに10枚の報告書を作るのは骨が折れる作業でした。
中村:お客様とのやりとりの管理が大変でした。私は営業活動をデータで管理しているのですが、活動が進むにつれデータを格納したファイルが大量になってしまいます。「このお客様に何を送ったかな」とわからなくなると、頼りにできるのはメールの履歴だけ。メールを遡って確認し、データを送付するのにかなりの時間がかかっていました。
深澤:私は営業所全体を管理する立場なので、販売活動の状況を厳密に管理できていないことが悩みでした。営業メンバーそれぞれで報告の仕方がバラバラだったので、広告出稿をしたのかや、お客様に報告ができているか、などを把握する方法がありませんでした。
──Faciloの導入はどのようにお決めになったのでしょうか?
深澤:もともとFaciloの購入クラウドを利用しており、Faciloの物件売却クラウドのリリースを担当者の方から教えていただきました。かねてから売却に注力しようとしていたタイミングだったこともあり、お話を聞いて即決で導入しました。
他のサービスでは同じような機能を満たしているものがなかったため、比較検討する必要もありませんでした。
「営業活動報告書の作成にかかる時間が半分になりました。今では業務の合間に作成できるようになりました」(熊木様)
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お話を伺った、熊木様
──Faciloが導入されて、感じていた業務の負担や課題はどのように変わりましたか?
熊木:報告書の作成にかかる時間が半分になりました。データの入力はスムーズで、文言の作成にはテンプレートがあり、とても助かっています。これまでは報告書作成のための時間を確保していましたが、今ではちょっとした業務の合間に作成できるようになりました。
中村:担当しているお客様とのやりとりの管理がマイページでひと目でできるようになったのがありがたいです。媒介報告書を送付した日付や販売活動の動きが時系列で把握できるので、どのお客様に何をするかのスケジュールの組み立てがしやすくなりました。また、報告書を読んでいただけたかどうかも確認できるので、電話やメールで送付の確認をする手間がなくなりました。
深澤:Facilo導入後は販売活動の進捗の管理をひとつの画面で直感的に行っています。営業担当者が報告書を送ったタイミングや、それが閲覧されているかどうかなどがひと目でわかるので、お預かりした全ての物件の状況と営業担当者の動きが把握できるようになりました。これにより、「あれどうなってる?」「報告書送った?」と口頭で確認することがなくなり、肩の荷が下りたような感覚です。
お話を伺った、中村様
──これまで課題に感じていたこと以外に、解決されたことはありますか?
熊木:過去の自分の行動を振り返って次の一手を考えやすくなりました。お客様に送った報告書をすぐに確認することができるので、これまで自分が行った活動を振り返り、たとえば「チラシ投函をずっとしているけれど、効果がないからまだやっていない広告に切り替えてみよう」など、打ち手の切り替えができるようになりました。
中村:お客様のマイページ上で、お預けいただいた物件の販売状況や近隣の物件の価格や売れ行きを確認できるため、価格の見直しを提案しやすくなりました。お客様には価格を高めにしたいという思いがあるものですが、マイページ上で情報を確認いただくことで値下げの提案を受けていただけることが増えたと感じます。
また、Faciloによって事務作業に取られていた時間が効率化されたため、いままでの3倍程度であれば担当するお客様の数が増やせるのではないかと見込んでいます。
深澤:管理者の立場で何よりも嬉しいのは、みんなの労働時間が短くなったことです。弊社では時代の変化を受け、残業を減らし、ひとりひとりの労働時間の短縮を推奨しています。Faciloを導入することで業務を楽にできるだけでなく、みんなが帰る時間を早くすることができました。
これまでは、日中に販売活動や営業を行って、夜になってようやく媒介報告書の作成に入るメンバーの姿をよく目にしていました。それが10分程度で終わるので、みんな早々と帰宅しています(笑)
──今日はお話を聞かせていただき、ありがとうございました。物件購入だけでなく、売却の媒介にもFaciloを活用いただいている様子が伝わってまいりました。最後に、Faciloに期待することや、メッセージをお願いします。
熊木:Faciloのおかげで苦手な業務が楽になって、後回しにしてしまうことが少なくなりました。本当に助かっています。
中村:毎日の業務にFaciloをとても活用しているので、どの機能もなくなっては困る必須のものです。これから、色々な機能が出てくるのが楽しみです。
深澤:Faciloは本当にすごいサービスだなと感じています。機能改善の要望をお伝えすると、あっという間に反映してくれるのにはいつも驚かされます。これまでの業務支援ツールでは、費用を請求されることもあるほどでしたから。これからもどんどん私たちの声を取り入れて、たくさん便利な機能をリリースしてください。他の不動産会社にも自信を持ってお勧めできるサービスです!
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